トゥールーズソーセージで生ソーセージの醍醐味を味わう!調理方法やレシピもご紹介

渦巻きのような見た目のトゥールーズソーセージ。フランスの粗挽き生ソーセージのため、ジューシー感や肉の旨みを存分に楽しめます。特徴をはじめ、調理方法やレシピもご紹介しますので、トゥールーズソーセージで生ソーセージの醍醐味を味わってみませんか。

トゥールーズソーセージとは

ソーセージは、ハム、パテ、テリーヌなどともに、フランスにおいて食肉加工品全般をさすシャルキュトリ(charcuterie)のひとつ。多種多様なソーセージのなかで、トゥールーズソーセージは、フランス南西部の都市・トゥールーズ発祥の生ソーセージです。

トゥールーズソーセージは生ソーセージ

フランス語でトゥールーズソーセージは、ソシス・ド・トゥールーズ(Saucisse de Toulouse)。フランスにおいて、加熱調理用の生のソーセージをソシス(saucisse)、加熱調理済みや熟成・乾燥して作るソーセージをソシソン(saucisson)と呼びます。トゥールーズソーセージは前者で、サラミのようなものが後者に当てはまります。

ソシソンは、そのまま食べられる手軽さはありますが、加熱したソシスのジューシー感は格別です。生ソーセージは、日持ちが短く日本ではまだまだなじみが薄いですが、肉の旨みを存分に味わえておすすめです。

トゥールーズソーセージの特徴

トゥールーズソーセージの特徴といえば、まず見た目。一般的に本場では、直径3cmほどの太いソーセージがとぐろを巻いたような形状で販売されています。この形のまま調理をすれば、そのボリュームで食べる前から気分が盛り上がるでしょう。

原材料は、豚肉に塩やスパイスなどを混ぜ合わせたもの。ケーシング*1は太めの豚腸で、食べるとパリッとした食感です。

トゥールーズソーセージは、生ソーセージならではの豊かな肉汁のうえ、加熱した直後に食べるので肉感が強く風味もすぐれ、豚肉の旨みをより感じます。粗挽きソーセージのため、食べごたえも抜群で、ジュワッとした肉汁とともに味わい深いソーセージを堪能できるでしょう。

トゥールーズソーセージの保存と解凍方法

トゥールーズソーセージは生ソーセージのため、冷凍品か冷蔵品で販売されています。冷凍品の保存や解凍の仕方をご紹介しましょう。

トゥールーズソーセージの解凍方法

冷凍庫で保存した生ソーセージは、冷蔵庫に入れて自然解凍します。解凍時間は商品の量によりますので、その案内に従うとよいですね。BBQで持ち運ぶ場合は、移動時間を考慮にいれて解凍しましょう。

早めに解凍したい場合は、氷水を用います。水が入るのを防ぐため冷凍品をジップロックに入れて空気をぬき、それを氷水のボウルにひたし、ボウルごと冷蔵庫に置きます。

トゥールーズソーセージの保存方法

解凍したあとは、冷蔵庫で未開封なら3日ほど保存できます。解凍した生ソーセージは食べきるのがよく、再冷凍はおすすめできません。

トゥールーズソーセージの調理方法&料理

トゥールーズソーセージは生ソーセージのため、必ず加熱します。加熱の確認や調理の仕方をご紹介します。

トゥールーズソーセージの加熱の確認方法

生ソーセージは完全に中まで火を通さなければなりません。ソーセージに竹串や楊枝をさして、肉汁が透明ならば加熱は十分です。また、竹串や楊枝をささなくても、肉汁がソーセージの表面にあふれ出ている状態ならば、火が通っています。

トゥールーズソーセージの調理方法

フライパンやグリルなどで、ソーセージの両面をじっくり弱火から焼いていきます。最後に強火で表面がこんがりするまで焼き上げます。調理器具として、BBQでよく使う合わせ焼き網(魚焼き網)は、渦巻きの形をくずすことなく網にはさんだソーセージを簡単にひっくり返せるため、便利です。パチパチ弾ける音に、こんがりした焼き色と香ばしいにおいは、食欲をそそりますね。

もうひとつ焼き方があり、フライパンでソーセージの両面をごく弱火で焼きはじめます。表面の色が変わってきたら水(できればお湯)を少し入れてフタをして、火加減を調整しながら蒸し焼きにします。最後にフタをとり、水を蒸発させてください。

トゥールーズソーセージを楽しむ料理

トゥールーズソーセージを使った代表料理といえば、トゥールーズ地方の郷土料理・カスレ。シンプルにグリルしてマッシュポテトやラタトュイユと一緒に食べるのもよいでしょう。もちろんパスタ、グラタン、サラダやスープなどの具材としても重宝します。

何よりBBQやホットドックのようなシンプルな食べ方こそ、トゥールーズソーセージのおいしさがよく分かります。焼き上げたソーセージをただ一口大にカットしてピンを指して提供すれば、アペリティフのおつまみに早変わり。フランスの習慣、アペロ(Apéro)にぜひ取り入れたいですね。

トゥールーズソーセージのレシピ

トゥールーズソーセージの活用レシピをご紹介。いろいろな食材を使うため、風味が豊かな食べごたえある一品です。

トゥールーズソーセージの白いんげん豆のスープ(Soupe de Haricots Blancs à la Saucisse de Toulouse)

トゥールーズソーセージと白いんげん豆がアクセントとなる、具だくさんのスープです。いろいろな野菜が入るので、それぞれのうま味がスープに溶け込み、滋味深いひと皿になります。おいしくて、栄養がとれ、ボリュームがある満足感が大きいスープでしょう。

【材料】(約10人分)

ローストしたトゥールーズソーセージ(好みのサイズにカット) 250g
白いんげん豆(缶詰)(水を切る) 300g
ズッキーニ(ダイスカット) 1本
インゲン豆(カット) 100g
スナップエンドウ 100g
アスパラガス(カット) 100g
白アスパラ(カット) 100g
トマト(皮をむいてダイスカット) 2個
玉ねぎ(みじん切り) 2個
ニンニク 3個
バター 20g
ブーケガル二(タイム、リーキ、セロリの葉、ベイリーフ) 適量
チキンブイヨン 2L
塩&コショウ 適量

【作り方】

  1. ズッキーニ、インゲン豆、スナップエンドウ、アスパラガスと白アスパラは軽く下茹でし(茹で過ぎに注意)、すぐに冷水にとり、水気を切っておきます。
  2. それぞれの野菜を、材料で記載したようにカットします(とくに指示のないものは好みの大きさに)。トマトは皮をむいてからカットします。
  3. 大き目の鍋で、ニンニクと玉ねぎをバターでソテーします。
  4. トマトを加えます。
  5. チキンブイヨンを入れ、ゆっくり沸騰させます。
  6. 1とトゥールーズソーセージ、白いんげん豆、ブーケガルニを鍋に入れて、塩・コショウで味をととのえ、温めたら完成です。

【コツ・ポイント】
お好みで食べる直前に、刻んだチーズや香りの高いオリーブオイルを回し入れます。

トゥールーズソーセージで生ソーセージを堪能!

トゥールーズソーセージは粗挽きソーセージのため、生ソーセージならではの味わいを堪能できます。長くとぐろを巻いたような形のまま調理をすれば、その豪快な見た目で食べる前からワクワクします。料理のお伴に、同じ産地の南西部のワインならぴったりです。テーブルに料理を並べて、A Table!(アターブル!)と声をかければ、気分も盛り上がりより楽しい食事になるでしょう。

【脚注】
*1:ケーシングは、ソーセージを包んでいる外側の薄い膜。豚腸や羊腸などの天然のもの(可食が可能)、人工のもの(可食が可能 / 可食が不可能)と3種類あります。

A TABLE!の関連商品

トゥールーズソーセージ 500グラム
専門の職人が、フランス人のシャルキュティエ(食肉加工技術をもつ職人)から理論と技術を学び、直伝のレシピでトゥールーズソーセージを手作りしています。
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