おうちでも気軽に楽しめる「アヒージョ」の魅力

バーニャカウダと並ぶ、バルの2大人気メニュー「アヒージョ」。おうち時間が増えて、あの味が恋しい……!という人も多いのでは? でも、アヒージョは、実はおうちバルの強い味方なのです。そこで、今回はお家でも手軽に楽しみたいアヒージョの魅力をご紹介します!

スペイン生まれの「アヒージョ」とは

日本でもバルブームの到来とともに大人気となった「アヒージョ」。バルは、スペインの「Bar(バル)」から来ていて、カフェ兼居酒屋のようなもの。さまざまなスタイルがあり、レストランのように食事に重点を置いたバルもありますが、基本的には気軽に軽食とドリンクやお酒を楽しめる場所です。スペインのバルに欠かせないのが「タパス」と言われる小皿料理で、代表的なタパスの一つがアヒージョなのです。

「アヒージョ(ajillo:アヒージョ、アヒーヨ)」は、スペイン語で「小さなニンニク」「刻んだニンニク」という意味。日本では「小エビのアヒージョ」「キノコのアヒージョ」など「素材名+アヒージョ」という料理名でおなじみです。スペインでは「Gambas al ajillo」(gambas=小エビ)、「Champiñones al ajillo」(※champiñones=マッシュルーム)というように、「素材名+al ajillo(アル・アヒージョ)となり、直訳では「アヒージョ風味の○○」という表現になります。

アヒージョはスペインの伝統的な料理ですが、「パエリヤ」などと比べると比較的最近聞くようになった料理名です。以前からレシピ本などには登場していましたが、昔は「○○のオリーブオイル煮」「○○のにんにく・たかのつめ風味」などと表現されていました。「アヒージョ」という統一の名称で認知されるようになってから、一気に市民権を得たんですね。

本場のアヒージョはとってもシンプル!

アヒージョの発祥は、スペインの中央に位置する首都マドリードの南方、乾燥した大地が広がるカスティーリャ地方が発祥とも言われています。アヒージョは、食材をニンニクと赤唐辛子で風味を付けたオリーブオイルで煮込んだ料理。オリーブとニンニクが特産のカスティーリャ地方で、地元産の安くておいしいオリーブオイルとニンニクをたっぷり使って、あり合わせの野菜やお肉をおいしい一品にしてしまうのが「アヒージョ」だったのです。今では、マドリード以南のバルならどこでも見かけられる定番料理の一つです。

スペインでは、基本的に「小エビのアヒージョ」なら小エビのみ、「チキンのアヒージョ」なら鶏肉のみと、メイン具材をニンニクと唐辛子で風味を付けたオリーブオイルで煮込むだけ。塩こしょうで味付けをして、コンパクトサイズの「カスエラ」と呼ばれる伝統的な土鍋に盛り付け、刻んだイタリアンパセリを振ります。好みに応じて、白ワインを加えたり、仕上げにレモンを搾ったりしますが、具材や味付けはとってもシンプルです。

何でもおいしくなってしまうアヒージョの魔法

アヒージョに使われる具材はエビやイカ、タコ、カキ、イワシ、タラなどの魚介類を中心に、鶏肉や豚肉、砂肝、マッシュルームなどのキノコ類、ピーマンなどの野菜など多種多様。ほとんど「何でもあり」の懐の広さがありながら、「ニンニクとオリーブオイルで煮るだけ」のシンプルなアヒージョは、世界中で大人気。各国、各地でさまざまなアレンジが楽しまれています。

日本では、魚介類のほかに、ブロッコリーやミニトマト、マッシュルームにパプリカなど、複数の野菜やキノコが組み合わされたアヒージョが多く見られます。シンプルなアヒージョもいいですが、さまざまな具材を入れ込んだリッチな味わいも楽しいですね。具材やアレンジの幅が広く、だいたい何でも簡単においしく仕上がってしまうのがアヒージョの魔法! アイデア次第でさまざまな味わいを楽しむことができます。

“おうちバル”でアヒージョを楽しむ3つのコツ

何でも簡単においしくしてしまうアヒージョは、“おうちバル”の強い味方。ちくわやかにかま、タケノコやギンナン、さんまにサーモン、ホタルイカなど、日本のいつものおつまみ食材も意外とアヒージョにぴったりなのです。何でもおいしく仕上がりますが、よりおいしく仕上げるためのコツを3つご紹介します。

具材の水分をしっかり切る

魚介類、肉類、野菜、どれもしっかりと水気を切っておきましょう。油はねの予防にもなりますが、具材からも水分が出てくるので、おいしさが無駄に薄まらないように、できるだけキッチンペーパーなどで余計な水分をしっかりと切っておきましょう。

ニンニクと唐辛子は焦がさない

弱火でオリーブオイルの中に風味をしっかり引き出してから具材を加えますが、ニンニクと唐辛子は焦がさないようにご注意を。せっかくの風味が台無しになってしまいます。肉など加熱時間が長くなる具材を使う場合は、ニンニクと唐辛子をいったん取り出すなどして、焦がさないようにしましょう。

具材を加熱しすぎない

具材を加熱しすぎると、魚介類や肉類は固くなり、野菜は柔らかくなりすぎてしまうなど、素材の食感が損なわれてしまいます。オリーブオイルの風味も落ちてしまうので、余熱も考慮して、食感を残す程度に火から下ろし、加熱しすぎないようにするのがおすすめです。

いかがでしたか? 簡単でおいしいアヒージョは、いつものおかずや食材をちょっとおしゃれに、新鮮な味わいで楽しませてくれます。ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。

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